地震に関する基礎知識
   
  耐震と免震の違いって?
  耐震 免震
   
  ガルって何?
   
 
 
     
  「 ガル 」は地震動の大きさを「加速度」で表したもので1秒につき毎秒1pの速さの変化を生ずる加速度をいい、振動の激しさをあらわす数値として使われます。
自動車が発進する時に、ある大きさの速度に達するまでの時間が短かければ短いほど大きな加速度が加わります。急発進をすると座席に強く押し付けられるように感じられるのはこの加速度の仕業です。地震があると、地面の揺れよって建物や人に加速度が働きます。この作用した加速度の最大値を使って地震動の大きさを表します。
この地震ではこの場所で最大何ガルの加速度が生じたと使います。これも大きい数値程大きな地震動であったことをあらわしています。関東大震災の時がおよそ330ガル、阪神大震災では最大800ガルの加速度が生じたと言われています。
*ガル(gal)=cm/s2(センチメートル毎秒毎秒)
 
     
     
   
   
  マグニチュードって何?
   
 
 
         
  マグニチュードは、1930年代に米国の地質学者であるチャールス・リヒターが考案したもので、 実際には震源から離れた場所で観測された地震波形を基に算定します。 日本の気象庁が使っているのは、「気象庁マグニチュード」と呼ばれる表面波マグニチュードの一種です。
これには、周期5秒ほどの地震波に最も感じやすい地震計が使われています。
マグニチュードはエネルギーを対数的に表現した値ですので、
値が0.2違うと地震の大きさは2倍
値が1.0違うと地震の大きさは32倍
値が2.0違うと地震の大きさは1000倍にもなります。
  最近の地震のマグニチュードは以下のとおりです。
関東大震災 (1923年) M7.9
福井地震 (1948年) M7.3
十勝地震 (1968年) M7.9
宮城県沖地震 (1978年) M7.4
阪神・淡路大地震 (1995年) M7.2
鳥取県西部地震 (2000年) M7.3
 
  阪神・淡路大地震は、他の地震よりマグニチュードが小さいにもかかわらず、被害が甚大でした。これは、内陸活断層型地震(直下型地震)であったためと思われます。このように、震源のエネルギーが同じでも、その深さが違えば当然地表面での影響が違ってきます。  
         
 

 

  震度の分類とその状態
 
  「震度5」および「震度6」は、発生する被害状況の幅が広すぎるため、 平成8年10月からこれを2つに分けて、それぞれ「震度5弱」、「震度5強」および「震度6弱」、「震度6強」としました。これにより震度階級は10階級になりました。  
  震度表  
  参照資料:気象庁ホームページ  
   
  気象庁震度階級関連解説表
   
 
  この表は、主に近年発生した被害地震の事例から作成したものです。今後、新しい事例が得られたり、構造物の耐震性の向上などで実状と合わなくなった場合には、内容を変更することがあります。  
 

震度階級

人間

屋内の状況

屋外の状況

木造建物

鉄筋
コンクリート
造建物

ライフライン

地盤・斜面
0 人は揺れを感じない。            
1 屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。            
2 屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。 電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。          
3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。 棚にある食器類が、音を立てることがある。 電線が少し揺れる。        
4 かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 つり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。 電線が大きく揺れる。歩いている人も揺れを感じる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。        
震度階級 人間 屋内の状況 屋外の状況 木造建物 鉄筋
コンクリート
造建物
ライフライン 地盤・斜面
5弱 多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。 つり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがある。 窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。補強されていないブロック塀が崩れることがある。道路に被害が生じることがある。 耐震性の低い住宅では、壁や柱が破損するものがある。 耐震性の低い建物では、 壁などに亀裂が生じるものがある。 安全装置が作動し、ガスが遮断される家庭がある。まれに水道管の被害が発生し、断水することがある。
[停電する家庭もある。]
軟弱な地盤で、亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。
5強 非常な恐怖を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる。 棚にある食器類、書棚の本の多くが落ちる。テレビが台から落ちることがある。タンスなど重い家具が倒れることがある。変形によりドアが開かなくなることがある。一部の戸が外れる。 補強されていないブロック塀の多くが崩れる。据え付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。多くの墓石が倒れる。自動車の運転が困難となり、停止する車が多い。 耐震性の低い住宅では、壁や柱がかなり破損したり、傾くものがある。 耐震性の低い建物では、壁、梁(はり)、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。耐震性の高い建物でも、壁などに亀裂が生じるものがある。 家庭などにガスを供給するための導管、主要な水道管に被害が発生することがある。
[一部の地域でガス、水道の供給が停止することがある。]
 
震度階級 人間 屋内の状況 屋外の状況 木造建物 鉄筋
コンクリート
造建物
ライフライン 地盤・斜面
6弱 立っていることが困難になる。 固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。 開かなくなるドアが多い。 かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。 耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。 耐震性の低い建物では、壁や柱が破壊するものがある。耐震性の高い建物でも壁、梁(はり)、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。 家庭などにガスを供給するための導管、主要な水道管に被害が発生する。
[一部の地域でガス、水道の供給が停止し、停電することもある。]
地割れや山崩れなどが発生することがある。
6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。 固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。 多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。 耐震性の低い住宅では、倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも、壁や柱がかなり破損するものがある。 耐震性の低い建物では、倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁、柱が破壊するものがかなりある。 ガスを地域に送るための導管、水道の配水施設に被害が発生することがある。
[一部の地域で停電する。広い地域でガス、水道の供給が停止することがある。]
 
7 揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。 ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。 ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されているブロック塀も破損するものがある。 耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。 耐震性の高い建物でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。 [広い地域で電気、ガス、水道の供給が停止する。] 大きな地割れ、地すべりや山崩れが発生し、地形が変わることもある。
 
  *ライフラインの[]内の事項は、電気、ガス、水道の供給状況を参考として記載したものである。  
 

参照資料:気象庁ホームページ

 
   
   
   
 
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